解放と書と
ジャンル:雑記
投稿日時:2025/11/11 00:08:24
余暇を余暇として享受できるにあたって、構造的なある種の文法的制約から逸脱する表現を内言として保持すること及び外的に表象する権利を得た。 しかしながら、それを意思疎通の道具として利用することは困難で、大抵の場合、妄言に等しいことを意味深長かつ不明瞭に表出しつまるところはナンセンスなのである。 然して、複雑なことを平易に語ろうとする癖が日常の中で不本意ながらも身についてしまったおかげで、複雑なものを複雑なままに表現する筋力がすっかり落ちている。 あるいは、もともと大してなかったのかもしれない。 ただ独言を吐き散らすだけでも、それが糧になるかもしれない。
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